米国株安、ドル安円高を嫌気し、日経平均は反落して始まりました。
本日は9月期決算銘柄の権利付き最終日でしたが、株式分割銘柄を除き、配当権利取り狙いの買いは膨らまず。
むしろ週末3連休前と言う事で、様子見気分が広がったようです。ただ大引けにかけては下げ渋るなど、やや下値不安も遠のいた様に感じられます。銀行・生損保・証券など金融株の下落を除けば、だいぶ落ち着いて来たのではないでしょうか。力不足は否めませんが、このまま25日移動平均を維持し続けていれば、売り飽き気分も台頭してくるのではと思います。
「シャープ」と「パイオニア」、「ビックカメラ」と「ベスト電器」そして、「三井不動産」と「帝国ホテル」。これだけ資本・業務提携の話題があれば、相場のムードも良くなりそうなのですが、ベスト電器と帝国ホテル以外はさほど反応を見せず。まだ冷静なのか冷めてるのか、悪い材料ではないのですから、いずれ評価して行くのでしょう。
来週から受渡し日ベースで実質下期入りし、連休明けは9月中間決算銘柄の権利落ち日。日経平均ベースで、配当権利落ち分は約65円程度のようです。
これを埋め戻す事が出来るか否かで、年末相場を占なえそうですね。
山口県光市の母子殺害事件で、差し戻し控訴審の第10回公判が昨日広島高裁で開かれ、被害者家族である本村さん二回目の意見陳述が行なわれました。元少年に対し、述べられた長文の一部を抜粋します。
「最後に、私が事件後に知った言葉を君に伝えます。中国、春秋戦国時代の老子の言葉です。《天網恢々、疎にして漏らさず》 意味が分からなければ、自分で調べて貰えればと思う。そして、この言葉の意味をよく考えてほしい。君が、裁判で発言できる機会は残り少ないと思う。自分がこの裁判で何を裁かれているのか、己の犯した罪が何なのか、自分が何を成さなければならないのかをよく考え、発言をしてほしい。そして、君の犯した罪は、万死に値する。君は自らの命をもって罪を償わなければならない。私は、事件当初のように心が怒りや憎しみだけで満たされるわけではありません。私達家族の未来を奪った被告の行為に対し、私は怒りを禁じえません。
・・・・中間略・・・・・
人の命を身勝手にも奪った者は、その命をもって償うしかないと思っています。それが、私の正義感であり、私の思う社会正義です。そして司法は社会正義を実現し、社会の健全化に寄与しなければ存在意義はないと思っています。」
同じ様に控訴審のあと、弁護士の中の一人が記者会見において、自分の弁護士としての半生を振り返り、今までたくさん嫌がらせや、迫害に苦しんできたと涙ながらに話していました。それも覚悟の上で、今回の弁護人を引き受けたのではないでしょうか?それとも本村さんに対し「もういい加減に許してやれよ」と言いたいのか?
殺害されてから何年も経つと言うのに、審議のたびに辱めを受ける亡き妻子の為に、本村さんは重い十字架を背負いながら、戦い続けなければならないのでしょう。元少年も今や26才、犯行当時モンスターだった訳でもなく、神秘的に捉える必要もありません。元少年は許してはならない罪を犯した・・・・これだけが真実なのですから。
☆天網恢恢(てんもうかいかい) 疎にして漏らさず(または失わず)☆
《「老子」七三章から》
天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らす事はない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむると言う事。
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