週末のNYダウは11960.51+12.81
ナスダック 2357.29+11.11
シカゴ日経先物 16620+50(大証比)
来週から始まる決算発表で、ハイテク企業の業績に対する期待が高まり、NYダウは引け高で連日の最高値更新となりました。ナスダックも半年振りの高値、シカゴ日経先物も16600円台乗せ。新興インド株市場も最高値を更新したようです。とりあえずは東京市場も出遅れ感から、しっかりしたオープニングでしょうか。16800円台も比較的、節(ポイント)が集まっており、また17000円の大台を意識し始めるところなので、これまで以上に高値警戒感が出てくるかも知れません。急速に戻した場面では、多少ポジションを落しておきたいと思っています(利食い売り)。
アメリカでも最近、算数の出来ない子供達が増えてるらしいです。特に引き算が駄目で、おつりの計算が苦手だとか。日本では国語力の低下とともに、早くから言われておりました。町からそろばん塾が消え、変って進学塾が増加。生まれた頃より電卓はもちろん、家庭・学校にもパソコンが有る時代。複雑な計算式も、キーボードを打てば簡単に結果を求められます。何故、足し算より引き算の方が苦手なのか?良く分かりませんが、数字の積み重ねだけの方が、シンプルだからなのでしょう。
株式投資でも、常に売買益の積み重ねで、投資元本の増加を求めます。一時期に比べれば多少減りましたが、相変わらず書店などには、元本を10倍・20倍にしたと言う書物が並んでいます。資産を増やせなければ、投資の意味は有りません。しかし引き算のリスク・意味を知らずして、売買を繰り返す投資家もかなり増えてしまいました。イケイケで騰がり続けた新興市場も、このところ参加者の減少からまた、マーケットの脆弱さを露呈しました。足し算から株式投資を覚えたにわかデイトレーダー達も、この半年でかなりのダメージを受けた事でしょう。
将来的な成長性を読み、PER200倍などと言う途方もない価値にまで買われる。その時はそのときで、それなりの計算根拠プラス期待もあったのでしょう。5年10年先の成長を読むにあたって、今現在では5年・10年分を割り引いて考えなければならない筈です。5年10年先になってトントンの投資価値の物に、投資する事に意味は無いと思います。まして長期投資を前提としていない投資家にとって、何の意味もないでしょう。
個人投資家にとって、その企業の5年先の成長なんて読める筈も有りません。それよりも、これまでの1年とこれよりの1年で予測される価値から、プレミアムを加味するよりも、売られ過ぎと思える部分でもって、リスク分を回避出来れば良いのでしょう。先月1000円していたから、現在の800円は安いと考えるのは単純すぎます。その200円の差には、割り引かれてると言う意味は無いのですから。幾ら2割引だからと言って、1億円の絵画を買う人は居ないでしょう。
「割安」「割高」の基準は、その時々で多少変動しますが、基本的な所では変らない筈。何と比較して割安なのかだと思います。
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